カグラモチはもち米の一種です。一般的には、おこわや赤飯お餅などに使われますが、もっちりしたご飯を食べたいときに裏技として使えるんです。

今日は、朝からカグラモチのご注文をいただいて配達に行きました。
業務用にご用命をいただいていますので、厨房へお届け。

この時期保管しているお米はすべて専用冷蔵庫に入っていますが、出荷前に米袋の中をチェック。
朝日が当たると何ともキレイで思わずiPhoneで撮っちゃいました!
 
うるち米(ごはん用のお米)と見た目がハッキリ違って透明感がないのですが、それがまた何とも言えない美しさ。
今日のカグラモチはどんなお料理に使われるのかなぁ…おこわ?お餅?お祝いのお赤飯かも(´艸`*)
どっちもいけるんですよねーー!このもち米。
歯ごたえもあり、舌触りもいい♡
 
じつはこのカグラモチ、いつものご飯に少し混ぜて炊くだけでもっちもちスペシャルなご飯の日になります。
少し残っているもち米があったら、是非使いきる方法としてお試しください。
暑くなると麺類等が多くなりがちですが、夏こそお米でエネルギーをしっかりとりたいものです。
我が家では、夏場のこの時期うるち玄米一合に大さじ1のカグラモチを加えて炊きます
玄米ってやはり白米に比べると皮が残っている分、パサッとして食べにくい感ありますけど
たった少しのモチ米を加えるだけで、冷めてももっちりな玄米ご飯が出来あがります。
難しいレシピを考えなくても、本当に簡単なのでこれはおすすめです。
我が家もこの技で、この夏も玄米生活が続けられそうです。
玄米ではなくても、たとえば古いお米とかパサパサしたお米などにも、モチ米を少し加えて炊けば炊き上がりがもっちりしてグレードがUPしますよー。
裏技として是非お試しくださいねー!(^^)!
 
他にもフープロで、細かく砕きフライパンでお水と混ぜて熱を加えれば、おうちで簡単!あっという間におもちもできちゃいます。

 
手前味噌ですが、岡元農場のカグラモチは石川県内でもトップレベルの品質だと米問屋さんからも毎年高評価をいただいております。
それもそのはず、カグラモチの刈り取り適期はピンポイントでひたすら完熟を目指し、刈遅れのないように収穫できる面積のみの栽培。
カグラモチは刈遅れると米粒が割れたりヒビが入ったり、ひどいときは粉々になってしまいます。
かと言って、刈り取りを慌てると青い粒が多く未熟な粒が多くなりお米の旨味、甘味が乗らず粒も小さく品質がわるくなるのです。
 
そして、収穫後の乾燥も入念に繊細に神経質なほどに水分量などの仕上がりを確認調整しています。
いろいろと手間がかかる上に、さらにうるち米(ごはん用のお米)に比べて、乾燥に約2倍の時間がかかるので、お米農家さんでもあまり作りたがらない品種です。
農繁期は待ったなしで、他の品種との時間調整もあるのです。
お米の収穫の時期は台風の時期なので、収穫前に暴風雨などで稲が倒れてしまうと穂が水についてダメになることも珍しくありません。
今年もどんな収穫になるかはわかりませんが、全力でカグラモチも良い収穫となるように頑張ります!
Nice Rice de Smile !